おはようございます、花立です。今回は機械についてです。



先日、キャラホールの三階でパロマさん主催の厨房機器メンテナンス講習会みたいな会に参加して参りました。湯沸器とガステーブルの作動原理を学び、実際に本体を分解・組立してみたのですが、いやー機械ってすごいですね。

 

私はアクリルで水槽を作りたいなどと普段からのたまっておりますが、はっきり言ってあんなん板四枚と底板張り合わせて終わりですよ。でもそれでさえですよ、水平垂直をとったり、そのためには部品の切り取りを正確にしなきゃならないし、板同士を組合せる部分に細工が必要だったり、水圧に耐えられるように接着しなきゃならなかったりで、自作しようと思ったら結構眩暈がします。

 

それに対して機械よ、おお機械よ、お前はなんて機械なんだ。部品同士の神懸かり的な接合、そのためだけに誂えられた膨大で緻密な部品達、強度、耐久性、デザインを追求した末に現れる機能美という名の結晶、機械。エロい。

 

分解してみて思いましたが、こんなんが二万ちょいで買えるなんて日本ヤベーなと思いました。お疑いになるなら皆さんも一度分解してみて下さい。もし私が貨幣価値は共通で機械文明だけすっぽり抜け落ちた異世界から来て湯沸器を見たら、たぶん5000万円くらいの価値があると思ったことでしょう。一生分解と組立を繰り返して恍惚の表情を浮かべているに違いありません。異世界の私は5000万円も持ってるのか。

 

そんなこんなで、機械の精密さ、緻密さに気付き驚かされるばかりで、メンテナンスのことは一つも身に付きませんでしたが←、とても有意義な経験をしました。車って興味ありませんでしたけど、車好きな人ってたぶん車!車よ!お前はなんて車輪が四つなんだ!みたいな感じなんだなー、と少し分かったような気がします。皆さんもお手元の機械を一度バラバラにしてみてはいかがでしょうか。時計とか。時計もとぅーるびよんとかすごいですよね。腕時計で一億円!よし買うた!

 

終わり