おはようございます、花立です。今回は凍結についてです。



この間ついに矢巾にも雪が積もりました。今シーズンに入って初めてまともに雪かきをしたのですが、普段使わない筋肉を使ったせいか翌日は筋肉痛になりました。全身バッキバキで倦怠感がすごかったです。普段から運動していないとだめですね。

 

そんなわけで、寒くなってきますと気温が下がるわけで、気温が下がると水が氷るんですね。凍結のピンチです。お客様のお宅を回っていますと、水道管関連のヒーターがシーズンオフ中に抜いたっきりでプラグが差さっていないのをよく見かけます。ヤバイですよ、差して下さい。

 

凍結防止ヒーターには(とりあえず)二種類ありまして、①とにかく温め続ける(その間電力も消費する)タイプと、②気温を測り暖かい日には通電しないタイプ、の二種類があります。

 

通電しっぱなしのタイプは確かに夏場は抜いておいた方が節電になります。しかし、冬タイヤに交換する時期になったら差し直すことを忘れてはいけません。気温を測るタイプは差しっぱなしでもいいと思います。

 

なんだよ、うちのヒーターみてみたら通電しっぱなしタイプかよマジだりー、という方が中にはいらっしゃるかと思いますが、ご安心下さい。そういった方にオススメな商品がハナプロではなくお近くのホームセンターで絶賛販売中です。

 

あ、ちなみにヒーター自体をいい奴に交換するのもアリといえばアリですが、それ単品で施工費がかかりますので給湯器などを交換する際に一緒に交換した方が若干お得だと思います。業者さんも他のついでで訳が分からなくなっているはずですので多分絶対お得です。給湯器はハナプロでも売っています(重要)。

 

それは置いといて、じゃあそのホームセンターで売ってる方の商品は一体何なんだ、簡潔に申しますと「変なタコ足配線」です。使い方は、

 

①まずタコ足の本体についているプラグをコンセントに差します。②何口か差込口が付いているのですが、今度はそれにヒーターのプラグを差します。③タコ足が気温を測って通電するしないを判定し、結果的に「差しっぱなしでも節電出来る、もちろん凍結も防止する」、という超便利アイテムになる訳なんですね。やりましたね。

 

 

おまけ

先日、あこがれのケルヒヤァを買いました。高圧洗浄機です。しかも高いやつです。いっすよ。

 

という話を同業の方に自慢したところ、ケルヒヤァも凍結するから水抜かないと駄目らしいよ、と教えて頂きました。へー。

 

しかしですよ、確かにホース部分はそうかもしれませんが、本体、というか圧力を高くするタンクがきっとあるんですが、その部分に関しては結構な高圧に耐えているわけですから、水が凝固する際の膨張圧にも構造的に耐え得るのではないか、つまり水抜かなくてもいいんじゃないか、と横着して考えた訳です。

 

それでいろいろ調べてみたのですが、水の膨張圧舐めてました。私がネット記事を流し読みした結論から申しますと、容積一定で凍結時の膨張を抑え込むなんて尋常なことではないらしいです。ケルヒャー?とてもとても、と失笑されるレベル(多分)でダメっぽいです。水ってすごいですね。

 

ケルヒャーでもダメなんですから、「そういうつもりじゃない」水道管やら給湯器やらは枯葉みたいなものですよ、強度で言ったら。ピリッ、っていって終わりですよ。なのでこの記事を読まれた皆さんは、今一度ご家庭のヒーターを確認してみて下さい。

 

おわり